静岡県支部会員 前田 直紀さん(H11 環境) 陶芸家は、OBOG紹介にも掲載されております。
2015年3月12日の静岡新聞に、掲載されました。
角皿並べれば手がずらり 藤枝の陶芸作家・前田さん
さまざまな人々の手形を付けた角皿を並べてチェックする前田さん=島田市内陶芸作家前田直紀さん(37)=藤枝市=が器から器へ、手から手へとつながる芸術プロジェクト「TEGATA-世界は知らずにつながっている」に取り組んでいる。器に2人分の手形を半分ずつ付けて焼き上げ、並べると人々の手が並んでいるように見えるプロジェクト。一般市民の手形を募集している。
27~29日にNPO法人「クロスメディアしまだ」が島田市中心市街地で開催する地域発のアートイベント「ART CONNECT SHIMADA」のプレイベントの一環。
右手形をなぞってファクスで送ると、前田さんが器に写し取り、角皿に焼き上げる。手形は2枚の皿にまたがって付けられ、皿を並べるとそれぞれの手形も完成してずらりと並ぶ仕組み。0歳から70歳代まで老若男女の手形が寄せられている。
角皿は18センチ四方で高台付きの本格派。独自の釉(ゆう)薬で焼き上げる。製作目標は280枚。作品群はアートイベント当日に披露し、参加者や希望者に特別価格で販売する。
参加者が購入する器に自分の手形が付いているとは限らないのがポイント。前田さんは「器に他人の手形が付いていることで、大切に扱ったり、会話が広がったりする。ぜひ多くの人がつながってほしい」と話している。
15日までに専用用紙で申し込む。問い合わせはクロスメディアしまだ<電0547(35)0018>へ。